早い段階で病害虫から守るのと、農薬が実にかからないようにする効果があります。
しかしこれが中々大変で、腕をずっと上に揚げて作業するので
ゆっくり進めようが手早く済ませようが、どちらにしても確実に疲労が溜まっていきます。
赤梨などは病害虫にも強めで、地肌が多少荒れても小売値が変わることはありませんが
20世紀に代表される青梨は、とてもデリケートで
かつ病害虫にも弱いのでこの作業は欠かせません。
最近無農薬農法などが注目されて、よく梨でもやってみるように勧められますが
無理ですね
これだけは断言できます。
時々、この小袋かけを忘れた梨が収穫まで残ることがありますが
見た目から味まで、青梨の特徴を一切備えてないものになってます。
赤梨も袋かけ自体が必要ない、という触れ込みでしたが
実際育ててみると、かなりの割合で虫が食べるので
この小袋の後にやる大袋だけはかけるようにしています。
そういえば、もう田植えの時期ですね。
うちでは訳あって稲は育てていないんですが、この近辺では梨の作業と田植えを同時進行で進めます。
大変ですね。